◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 第30号 ◇◆◇◆◇◆ 烏龍茶好きの情報マガジン 「茶粋」(ちゃすい) 2004/11/9 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ いかが過ごしでしょうか? 台湾福茶店長の市島 宗です。 今週もメルマガ「茶粋」で烏龍茶「通」のひと時を・・・ 先日「台湾のお茶の文化ってどんな感じですか?」と何気なく物凄い質問を 受けたものだから思わず筆を取ります。 「う〜ん」あまりのも『文化』という言葉は重すぎるような気がして正直考 え込んでしまいました。『文化』とは単に『生きざま』と言うだけではなく、 それに時間という縦軸を作り、更に個人ではなく何らかの集団を横軸に据えて もっと立体的に考えなければ説明できない難しい言葉だなぁと思うのです。 と言うのも僕にはこんな体験が有ります。お茶の勉強を始めた頃、僕は殆ど の時間を台湾中部の桃園・新竹・苗栗で過ごしました。その地方には漢民族の 一派である客家人と呼ばれる方々が多く住んでいて、ある時、友人の茶園で雑 談していると『東方美人』を淹れてくれました。 友人たちは東方美人のことを『烏龍』と呼んで談笑していました。「半発酵 茶は全体的に烏龍茶と呼ぶからな…。」とその時は疑問に思わなかったのです が、次に『凍頂烏龍』が出てくると彼らは『包種茶』と呼ぶのです。何故!? 後日、かつて東方美人が『台湾烏龍茶』と呼ばれていたと言う事実を知って やっと納得できました。東方美人の生みの親である客家のプライドを持つ友人 にとって、『烏龍』とは『東方美人』以外のなにものでもないのです。 ちなみに、客家人の殆どは『東方美人』なんて通り名では『東方美人』の事 を呼びません。(ちょっと文が変ですが)彼らは『東方美人』の事を『椪風茶』 (ポンフォンテ)と呼びます。表に出さなくても彼らには「これこそ元来の名 前!」と言うこだわりが有るのでしょう。 台湾内でも民族や地域によってお茶との関わり方が大きく違います。それが 『文山包種』『凍頂烏龍』『木柵鉄観音』『東方美人』など台湾茶のバラエテ ィーの豊かさにも大きく反映しているのでしょう。 今度同じ事を聞かれたらなんて答えようか…。『茶の文化』という言葉に恋 わずらいの様な思いを抱きながら、せめて「お湯をジャージャーかけますよ♪」 なんて答えよりは気の利いた事を喋りたいものだと思います。 -------------------------------------------- 〜 も く じ 〜 ・『楕円閑水竹茶盤』新発売! ・今月のお買い得茶葉『木柵正叢鉄観音』 ・会話のミソっかす♪ ・店長余談 -------------------------------------------- ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ・『楕円閑水竹茶盤』新発売! ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 洗練された機能美と自由度の高いデザイン。お茶会をもっと自由に楽しみた い方にオススメの竹茶盤です。『楕円閑水竹茶盤』(だけんかんすいたけちゃ ばん)新発売です!! ◆◆◆お茶会をより自由に、美しく!【楕円閑水竹茶盤】◆◆◆ http://www.fuku-cha.com/chaki/daen-kansui-takechaban/daen-kansui-takechaban.htm ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ・今月のお買い得茶葉『木柵正叢鉄観音』 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ もうじき冬茶の季節ですね、冬茶といえば『木柵正叢鉄観音』!華やかな香 りがより鮮烈に現れる冬茶は鉄観音ファンには堪らないものです。 今月のお買い得茶には2003年の冬茶をご奉仕させていただきます!20 03年冬茶の出来は特に香りが華々しく、鼻腔から後頭部に吹き抜けるような 『観音韻』(完熟果実の様に甘くフルーティな香り)が特徴。 素晴らしい出来だったので、明けて05年の1月からビンテージ茶葉として 『奥の院』で限定販売しようかと考えている茶葉です。 まだ『正叢鉄観音』をお試しになられていない方も、今年の冬茶の前に去年 の茶葉を試しみたい方にも便利な25g装でお届け致します! ★ここまで素晴らしい茶葉は、是非ともたくさんの方々にお試しいただきたい! 思い切りました!【【25g980円!】】 100g(4袋)でも【3,920円】(一般価格4,200円)の超お買い得 価格でご提供いたします!ぜひこの機会にお試し下さいませ!! 『木柵正叢鉄観音』11月末までの限定価格! ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■ ■ 通常25g1,200円を【980円!!】■ ■ http://www.fuku-cha.com/#osusume ■ ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■ 【木柵正叢鉄観音:詳細はこちら】 http://www.fuku-cha.com/syouhin/seisoutetu/seisoutetu.htm ◆◆ その他の木柵鉄観音 ◆◆ 『金萱』から造られたソフトな木柵鉄観音。 【木柵金萱鉄観音】 http://www.fuku-cha.com/syouhin/kinsentetu/kinsentetu.htm 『深窓の令嬢』に例えられた銘茶。 【木柵水仙鉄観音】 http://www.fuku-cha.com/Cgi-bin/okunoin/suisen-tetu/suisen-tetu.htm 『超希少!』市場には出回らない木柵鉄観音。 http://www.fuku-cha.com/Cgi-bin/okunoin/meizen-tetu/meizen-tetu.htm ■ ■ ■ ■ ■ ■ ・会話のミソっかす♪ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ◇◆◇台湾で友達100人つくるための会話講座!!◇◆◇ 【第29回】(よく使う単語と表現編 第4回 『いいね!の段階的表現』) ≪標準語≫ 1、『好』 (ハオ) 「いいね!」 2、『很好』 (ヘンハオ) 「とってもいいね!」 3、『非常好』(フェイツァンハオ) 「凄くいいね!」 今回はこれに『吃』をあてはめて『好吃』の表現を作って見ましょう♪ 1、『好吃』 (ハオツツゥ) 「美味しい!」 2、『很好吃』 (ヘンハオツゥ) 「とても美味しい!」 3、『非常好吃』(フェイツァンハオツゥ) 「凄く美味しい!」 これ、僕が台湾の友達から「これは覚えておけ!」と教えられた『いいね!』 の比較形です。友人から「これだけ覚えておけば台湾で友達ができる!」と教 えられたのですが、当時は半信半疑で覚えたものです。 彼が言うには、取り敢えず相手を褒めろ(面子を立てろ)という事でした。 僕も後から気付いたのですが、これって台湾で生きてゆく為には物凄く重要な ことなんです。これ以上に大切なことってあまり思いつかない程…。 ==========【 例 】========== 友人から食事に誘われました、なんでも美味しい台湾料理のお店があるそう です。おそらくお店の中ではこんな会話が交わされることでしょう。 1】友人:『[イ尓] 喜歓 這個 味道[口馬]?』 (ニィ シィファン ツク ウェイタオ マ?) 「この味はお好きですか」 2】あなた:『我 很喜歓!非常好吃!!』 (ウォ ヘンシィファン フェイツァンハオツゥ) 「大好きです!凄く美味しい!!」 3】友人:『真的[口馬]! 大好了!!』 (ツンダマ! タイハオラ!!) 「ほんと!よかったぁ!!」 ===== ちこっと解説 ===== 2】の返答には、『很』と『非常』を織り交ぜています。ここまで答えれれば この席では完璧でしょう!ビジネス仲間にしても、友人や恋人にしても必ずあ なたへ好印象を抱くはずです。 3】の『大好了』(タイハオラ)「よかった〜」と言う表現ですね、チョット 心配していた事などが無事に過ぎていた時によく使います。 【試験に受かって『大好了』(タイハオラ)】って覚えて下さい(笑) 本当に最近つくづく思うんですけど、外国に住んでその国の食文化に馴染む か馴染めないかと言うのは、その人がそこで成功するか成功しないかに深く関 係していると思います。 僕も台湾で仕事をしている日本人に古い仲間が何人かいますが、彼らを見て いても台湾の食文化に慣れて現地の人となんら変わらない食生活を送れている 人の方が友人を作るのも早く、広いコネクションを構築して成功しています。 でも、何も不思議なことではないんですよね、最初は言葉もろくに喋れない 外国人が自分達の食文化を褒めてくれるのですから。味噌汁を飲んで「ウゲ! 残飯汁みたいだ!」という外国人より「わー、初めてだけど美味しい!」と言 ってくれる人のほうを好きになり、支援したくなるのは当然ですよね♪ これ、台湾のみならず外国で暮らすための極意だったりします。 ■ ■ ■ ■ ・店長余談 ■ ■ ■ ■ 『チャハマキ』という名前を聞かれたことは有りますか?じつは茶の害虫の 名前なのです。以前、茶業改良場の知人から翻訳の手伝いを頼まれたときに始 めて名前を知ったのですが実際に見たのは今年の夏のこと。僕が大切に育てて いる茶樹の『玉ちゃん』に付いているではないか!!体長は8mm位で可愛い 青虫なのですが、さすが害虫と言われる事だけあってやることはエゲツナイ(笑) 茶葉が2〜3枚重なる部分を見つけるとそれらの葉を餃子の皮の様に張り合 わせて自分の住家にしてしまう。『チャハマキ』はその中でヌクヌクと食料で もある茶葉に囲まれながら「食っちゃ寝生活」を経て成虫になるという許せな いヤツなのである。 今年の夏に見つけたときは「そんなんじゃ立派な大人になれないよ」と住家 の茶葉を開いてお外に放り出して差し上げた。あくまでも駆除ではなく『愛の 鞭』なのである。 それから3ヶ月が過ぎ、朝いつもの様に『玉ちゃん』に会いに行くと「ムム !今度は茶葉が先端から茎の方向に横向きに巻かれているではないか!!」さ っそく正体を暴く為に『害虫手帳』を調べてみると、どうやら『茶細蛾』の幼 虫であると判明。日本語では『三角ハマキ』であろう。 まったく、いろんな害虫がいるものです。「有機栽培農家の苦労は並々なら ぬものだなぁ」と感じ入ったり、悪い虫が付くたびにオタオタと慌てて資料を 調べる自分に『もし将来、娘ができたら僕は父として、男としてやっていける のだろうか…?』と突拍子もない不安にかられたり。。。 秋もなかなかに忙しい季節なのである。。○ それでは皆さん、福ある日々を 次回は年11月23日(火)発行です。 *********************************************************** ●台湾福茶「奥の院」 http://www.****************** *********************************************************** 発行責任者 : 厳選烏龍茶専門店「台湾福茶」 店長 市島 宗 宮崎県日向市鶴町3−6−9 電話:FAX 0982−54−2727 E−mail magazine@fuku-cha.com *********************************************************** |
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