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当店の凍頂烏龍は、現在では失われてしまった昔ながらの味を残した元祖凍頂烏龍茶です。では、元祖凍頂烏龍茶とはどの様なお茶なのでしょう?
条件1(産地):凍頂烏龍茶の発祥地、鹿谷郷の凍頂台地周辺にある永隆村・鳳凰村・彰雅村で栽培された茶葉であること。
条件2(茶葉の品種):かつて台湾中部一帯では『青心烏龍』の香を『凍頂旗』と呼んでいました。つまり、元祖凍頂烏龍茶の原料は新種で生産性の良い『翠玉』や『四季春』ではなく、昔ながらの『青心烏龍』であること。
条件3(製法):このお茶を探すに当たって一番こだわった条件でもあります。本来、凍頂烏龍茶は『中発酵』『中火焙』のお茶で、現在のように『軽発酵』の軽い味わいではなく、奥深い風味を有するお茶でした。手間をかけてしっかりと『発酵』させ、丁寧に時間をかけて『火焙』(焙煎)されていること。つまり、かつて王泰友氏が鹿谷郷に伝えたとされる昔ながらの『凍頂製法』で造られていること。 |
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かつて『凍頂烏龍』は、軽発酵の『文山包種』、重火焙の『木柵鉄観音』、重発酵の『東方美人』と共に台湾の四大銘茶と呼ばれ、華々しい個性と風格を放つ銘茶でした。それを支えてきたのが他ならぬ凍頂製法だったのです。
しかし現在、生産性の悪い『凍頂製法』は失われ、凍頂烏龍の味わい自体も失われつつあります。現地でも「昔ながらの凍頂烏龍は無くなった」 「今の凍頂烏龍は変わってしまった」と本来の凍頂烏龍を知る人々の悲しげな言葉を聞く事があります。
そんななか、台湾茶の父と呼ばれる呉振鐸教授の弟子であり全国で僅か2人しかいない「甲等評茶師」である陳煥堂老師の協力を得てこの凍頂烏龍茶を皆様にご紹介するに至りました。
長年探し続けていた本物の凍頂烏龍茶です。是非ともお試しいただきたいと思います。
参考:『台湾茶』Formosa Oolong Tea 陳煥堂・林世U著/猫頭鷹社出版2001 |
商品名:凍頂烏龍(とうちょううーろん)
| 生産地 |
南投縣鹿谷郷鳳凰村 |
| 生産者 |
陳煥堂 |
| 原料品種 |
青心烏龍(せいしんうーろん) |
| 栽培方法 |
慣行農法 |
| 茶摘の方法 |
手摘み |
| 発酵度 |
中発酵 |
| 火焙度 |
中火焙 |
| お勧め茶器 |
磁器・素焼き共におすすめ |
| 茶葉の目安 |
使用する茶器容量の5分の1から4分の1程度 |
| お湯の推奨温度 |
98℃前後 |
お茶を淹れる
目安時間 |
1煎目は50秒前後、2煎目は10秒短く、それ以降は20秒ずつ淹れる時間を延ばしてください。 |
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| 茶葉・茶水・茶底の様子 |
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| 茶葉:初めて本格的な『凍頂烏龍』の茶葉をご覧になられる方は、火焙の重い『木柵鉄観音』の茶葉と見間違うかも知れません。しかし、これが本来の中火焙の茶葉。シッカリと発酵を経た茶葉はここまで火焙を重ね、収斂身とまろやかさ両立した奥深い風味を醸し出すことが出来ます。 |
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水色:発酵と火焙が芸術的に重なり合っています。透明感が有り、深さが有り、輝くような光沢をもつ茶水です。ここまで美しい水色を持った凍頂烏龍茶は非常に稀です。
茶底:強い揉捻(揉み込み)により、茎の部分が取れて對口芽の一心二葉の原形は殆ど見ることは出来ません。また、茶葉の硬さからも一般的な凍頂烏龍の茶葉とは比較にならないほど入念な火焙が行われている事がわかります。 |
※写真は3gの茶葉に150ccのお湯を注ぎ、6分間抽出させたもの。(コンテストの鑑定法と同じです)
| 08'春【香味グラフ】 |
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| テイスティング・コメント |
烏龍茶を愛する人のための凍頂烏龍茶!と言える秀逸な仕上がり。鳳凰山で育ち十分成熟させた青心烏龍のキリッとした香りと、その後から湧き上る桃のような甘い香りの二面性が見事に調和している。まさに製茶の妙!感動的でもある。
今年は全体的に作柄が良く、もともと力のある茶葉をしっかりと発酵・焙煎させるとここまで芳醇でまろやかなお茶に成るという好例でしょう。作柄にも恵まれ2重3重にも贅沢なお茶です!凍頂好きさんは凍頂烏龍清香と合わせて絶対に飲むべし! |
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| 07'冬【香味グラフ】 |
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| テイスティング・コメント |
冬茶らしい香り高さと、しっかりとした甘味、味わいを感じることのできるバランスの良い仕上がり。口に含めば、スルリと流れるのど越しの中から、香りが気化してゆくような贅沢な感覚を楽しむことができます。
聞香杯が手元にある場合は、ぜひともご利用いただき聞香杯の温度が下がるにつれて刻一刻と移り行く香りの表情をお楽しみ下さい!また、聞香杯が無い場合にはお茶を飲み干した茶杯から立ち昇る甘く熟した香りこそ今季の醍醐味と言えます! |
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